当社の理念。それは「創意工夫」を
研究開発や生産に活かすこと。

創業以来、「創意工夫」を理念としてきた当社は、化学薬品事業の主力製品である、POB®、BON6®、それらを原料とする液晶ポリマー(LCP)、また化粧品防カビ剤パラベンなどをすべて独自技術によって生産・販売しています。研究開発の中核としてR&Dセンターを擁し、各生産拠点では厳密な品質管理体制を構築しています。

次代の新技術を担う研究開発拠点

R&Dセンター

上野製薬株式会社研究所は昭和37年('62)に発足し、昭和41年('66)10月に総合研究所として兵庫県伊丹市に設立されました。
そして平成11年('99)5月には創業80周年記念事業の一環として兵庫県三田市に新研究所を建設し、この緑豊かな地に活動の拠点を移しました。
当研究所はUENOプロセスの研究開発およびUENOプロセスより生まれる化合物群の探索ならびにそれらの新規用途探索を主要な研究課題とし、「未知なる物への挑戦と追求、社会への貢献」というR&Dの基本ポリシーの下、研究開発型企業、上野製薬の技術開発の基幹を担う役割を果たしています。

R&Dセンター

自社開発の技術でつくられた最新鋭の連続プラント

四日市工場

芳香族ヒドロキシカルボン酸類モノマーの連続工業生産プロセス「UENOプロセス」を実現したのが、四日市工場のプラントです。工場内の各プラントは、コンピューターを利用した制御システムにより、原料合成から反応、精製等の後処理工程に至るまで全プロセスが遠隔監視制御され、製品の包装工程も含め自動化されています。
また、排水、排気ガスなどの工場排出物の処理のために内部処理施設を完備し、クリーンな工場として環境改善をはかっています。

四日市工場

重合からコンパウンディングまでLCPを一貫生産

伊丹工場

1938年、当社初の生産拠点としてスタートした伊丹工場は、現在、液晶ポリマー(LCP)の生産に特化しています。
長年にわたって蓄積した技術に基づく徹底した品質管理体制のもと、モノマーの重合による高流動、耐熱、高強度、汎用など各種グレードのポリマーの製造から、ガラス繊維などのコンパウンディングまで、お客さまの多品種少量ニーズに応じたLCPの一貫生産を行っています。

伊丹工場